プログラミング環境を整える

従来,ACM/ICPCの国内予選は各自の学校で各自のPCを使って参加します。 つまり,好きなコンパイラや好きなエディタを使うことができます。

しかし,アジア地区予選や世界大会は現地に赴いて参加するため, 会場が提供する設備を使うことになります。 2006年度のアジア地区予選横浜大会では,Fedora Core (Linux)でした。 エディタは標準的なものとEclipseで,コンパイラはGCC(gccとg++)とJava 5.0でした。 後,キーボードは英字配列なので要注意(これは1~2週間前からでもなんとかなると思いますが)。

国内予選を越えてアジア地区予選に参加するつもりであれば, できるだけ普段の練習環境も本番の練習環境に合わせておいた方が良いでしょう。

率直に言いましょう。 C++にはEmacsとg++を。 JavaにはEclipseとJava 5.0を。

Windowsの場合は cygwin + Meadow が個人的なお薦めです。 cygwin では diff もインストールできるので,PKUに載っていない,入力と正解の出力が生のまま落ちているような問題への対処が簡単です。 「diff output1.txt 1.out」という感じで何も出力がなければOKだと分かりますから。

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