データをプロットする

データをプロットするには,初めに次のようなファイルを用意しておきます。 #から始まる行はコメントです。

data1.txt

# x    y
1.00  2.143
2.35  8.654
4.22  15.227
5.31  7.982
7.22  -1.510
9.81  2.083

xの値とyの値を空白で区切って並べただけの簡単なフォーマットです。 このデータをプロットするには次のようにします。

# 結果

gnuplot> plot 'data1.txt'

データを線で結んでみます。

# 結果

gnuplot> plot 'data1.txt' w l  # w lはwith linesの省略形

データの位置が少し分かりにくくなっています。 そのような場合はwith linepointsが適しています。

# 結果

gnuplot> plot 'data1.txt' w lp  # w lはwith linepointsの省略形

スプライン曲線やベジエ曲線で補間(平滑化)することもできます。

# 結果

gnuplot> plot 'data1.txt' smooth csplines, \  # 3次のスプライン曲線で補間
> 'data1.txt' smooth bezier'                  # ベジエ曲線で補間

データの位置も同時に表示しておきましょう。 凡例も設定しておきます。

# 結果

gnuplot> plot 'data1.txt' notitile, \
> '' smooth csplines title 'Spline Interpolation', \  # 2度目以降はファイル名を省略可能
> '' smooth bezier title 'Bezier Interpolation'

スプライン補間では必ずデータ点を通りますが, ベジエ補間ではデータ点を制御点として扱うのでデータ点を通るとは限りません。 なお,titleをsmoothより先に指定するとエラーになるので気をつけてください。

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